エレファントカシマシ

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エレファントカシマシ、通称エレカシ。このバンドがすっごく好きなんです。好きっていうのも通り越して、生活の一部です。聴かない日はありません。画像は今年の新春武道館ライブで撮ったものです。

宮本浩次 (ボーカル・ギター)、石森敏行 (ギター)、高緑成治 (ベース)、冨永義之 (ドラムス)の4人組、中学生の頃から変わらぬメンバー編成でデビュー30周年を迎えました。ちなみに言うなれば私は今年生誕25周年です。私という一人の人間が生まれて、小中高大学と学生生活を経て、社会の荒波に揉まれ人生について見つめ直す期間以上、それだけでこのバンドの歴史の重みがわかるかと思います。

出会いは高校時代、CMから流れる「さあ、頑張ろうぜ!」という力強いフレーズが耳に残る。この時点ではまだエレカシを認識しない。その後、別のCMでまた耳に残るフレーズがあり、調べてみると「エレファントカシマシ」なるバンドに出会う。さらに調べてみると、最初に気になった「さあ、頑張ろうぜ!」もエレカシであると知り、片端からCDを聴きまくる。

知ったのが2008年でその時点でアルバムが20枚くらい出ていたんだけど、全部聴いた。音楽のことはよくわからないけど、激しかったり、繊細だったり、厳しかったり、優しかったり、「何だこのバンドは!」と、聴けば聴くほど好きになり、現在に至る。きっかけとなった曲は『俺たちの明日』、『ハナウタ~遠い昔からの物語~』です。

歌詞やメロディの力強さはもちろんのこと、繊細で優しくもあり曲の振り幅の広さはファンになった今でも驚くことが多いです。それでいて孤独や悲しみといったどちらかと言うと暗い面の曲も多い。詳しいことはよくわからないけど、30年の歴史は順風満帆とは行かず、レコード会社の契約を切られた時などの不遇な時代も多かった、その歴史はその都度歌詞に込められているように思える。だからこそ、生まれた曲もある。そういった、下手に飾らない真っ直ぐな歌、ひいてはバンドとしての生き様が私を含めファンに愛されてるのだと思います。

流るるドブの表を きらりとさせたる夕陽あり
俺はこのため生きていた ドブの夕陽を見るために
『偶成』

ギラつく街の揺らめきの中にあって
落ちてゆくすげぇスケールで 深い悲しみの中
そんなハートアンドソウル まるで底なし
やさしさも労働も 繊細さもでっかさも デリケートもクレイジーも
全部心の中に抱いたヒーロー
『RAINBOW』

好きな曲や歌詞を挙げたら切りがありませんが、最近の好きな歌詞を二つ挙げてみました。「ドブの夕陽を見るために」って一文が好きで、今の生活があんまり上手くいっていない自分の現状と重ねてしまいます。『RAINBOW』の歌詞も仕事やプライベートで他人と比較しては落ち込んでる自分に「そのままでいいから戦っていけ」と曲の疾走感と相まって立ち向かっていく気力をもらっています。『偶成』は1990年にアルバム『生活』でリリース、『RAINBOW』は2015年にアルバムの『RAINBOW』でリリースされています。

初期の曲と最新の曲、どちらが良いとかではなく、どちらも良い。『RAINBOW』の歴史はまだ浅いですが既にファンはライブで待望しているし、逆にファーストアルバムの『ファイティングマン』はいつになっても変わらず「これぞエレカシ!」を奏でてくれる。そういった「古き良き」と「新しい挑戦」をしていくのが、エレファントカシマシであり、その精神は見習いたいものです。

また、最新曲『風と共に』が7月26日に発売されます。この曲は2017年の6月〜7月のNHK「みんなのうた」でオンエアされています。ファンの人にとっては周知の事実ですが、ボーカルの宮本さんは40年前の10歳の時に『はじめての僕デス』で「みんなのうた」デビューをしています。宮本さんは50歳で10歳のデビューから40年の時を超えて、バンドのデビュー30周年に「みんなのうた」に帰ってきたんです。(ちなみに6月12日で51歳になりました。)

その『風と共に』はエレファントカシマシにとってもファンにとっても既に特別な曲となっていると思います。この曲は、まだフルで聴けてはいませんが、繊細で優しく背中を押してくれる曲のように感じました。迷いや葛藤から逃げるでもなく負けるでもなく、抱えながらも立ち向かって歩いて行く姿勢はエレファントカシマシのバンド人生そのものです。

日々の生活の中でたくさんの常識が自分の世界を狭めてしまうことはよくあります。しかし、その常識が本当かどうかはわかりません。少なくとも私は、平均年齢が自分の倍以上であるこのバンドと出会うことで自分の意識の枠が大きくなりました。常識で考えれば、25歳と50歳であれば若い方が体力もバイタリティもあるのが当然ですが、エレカシを見てると体力も挑戦する姿勢も何もかもが圧倒的であり、自分と比べて「どっちがおじさんだよ…」って考えてしまいます。

また、長きに渡るバンド人生は私の人生にも希望を与えてくれてくれました。今の自分の生活はあまり良いとは思えていません。しかし、その中で悩み、考え、行動することで改善していってるつもりです。でも、そうした結果が出るかどうかわからない手探りな状況ほど恐いものはありません。しかし、エレカシのバンド人生はまさに不器用な生き方のロールモデルなのです。その道中の葛藤は歌詞にも多く見受けられますが、その葛藤すらも力に変えて自分の信じた道を貫いて30周年、そんなエレカシを見ていると自分の今もいつか花開くのだと勇気づけられます。もちろん、人並み以上の努力あってこそですが。

いい気になったり 落ち込んだりして 陽がしづみまた陽が昇る
「今の自分を信じてみなよ」
『流れ星のやうな人生』

気迫の無き時間帯 でも信じることはやめるな
奴らには言って置け 「オレは確かに生きてる」って…
本当は愛してやまない この毎日をいい加減に過ごすのはやめなよ
『俺の道』

今回はエレカシについて語りました。今後、ブログでも触れる機会も多くなると思うので取り上げましたが、裏側には「もっとエレカシが世に知れ渡って欲しい」という真意があります。ファンの贔屓目があるのは否めませんが、もっと多くの人に知れ渡る価値があるバンドだと思っています。大げさではなくエレカシに救われた、背中を押されたって人もたくさんいます。もちろん30年やっているわけですから認知度はそれなりにあります。

でも、「知っている人は知っている、わかる人にはわかる」で終わらせたくないんです。ただのファンのブログですが、このブログでもたまに発信して、一人でも多くの人にエレファントカシマシというバンドを知ってもらえて好きになってもらえたら嬉しいです。

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