月の残業70時間でも合格率20%の応用情報技術者試験は合格できたので報告

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どうも、みつやです。

IT屋としてはおなじみの情報処理技術者試験。毎年、春(4月)と秋(10月)に行われていますが、その時期の前後には社内でもこの話題が出たりしますね。

特に若手は実績を示すものがまだ少なく、査定に資格が反映される部分が大きくもあるので、上司から「今度の試験は受けるの?」なんてより顕著に確認されたりすることもあるかと思います。

という背景もあり、今春は応用情報技術者試験を受けてみて、無事に合格することができました。受験したことで得るものも多かったので、ご報告も兼ねて記録しておこうと思います。

応用情報技術者試験とは何?

応用情報技術者試験は、情報処理技術者試験でいうところのレベル3に該当する試験になります。IPAの公式の記載によると、一つ下のレベル2となる基本情報技術者試験が”ITエンジニアの登竜門 ”であり、応用情報は”ワンランク上のITエンジニア ”を示す資格という位置づけのようです。

1.対象者像
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者

2.役割と業務
基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、独力で次のいずれかの役割を果たす。

 (1) 需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略を立案する。
 (2) システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスを実現する。

(出典:IPA公式サイト)

今回の試験の平均年齢ですが受験者が30.9歳、合格者が29.3歳となっています。今回の合格率は22.7%でした。(IPAの統計情報より)

受験時のあなたのことを教えてよ

  • 年齢:25歳
  • 業務経験:今年の4月で新卒4年目なので、試験時の経験値で言えば業務経験は丸3年といったところ。
  • 情報処理技術者試験:基本情報技術者試験に3年前に合格
  • 当時の仕事時間:8時に家出て、23時に帰宅
  • 当時の残業時間:平均70時間/月
  • 当時の休日状況:基本的に土日は休み、たまに休日出勤

応用情報を受けようと申し込んだ時期はまだ仕事が忙しくなり始めた頃くらいでした。上に書いたよりも残業時間も少なく、「まぁ、合格できるでしょ」ってくらいの余裕がありましたが、忙しくなってしまったので、効率的に勉強をする必要がありました。

どうやって勉強したの?

勉強の方針

先に書いたように今回の試験ではまとまった勉強時間が取れる見込みがなかったので、日々の積み重ねを意識した計画立てをしました。

基本情報技術者試験の経験から午前試験は過去問重視でいけることを学んだため、午前試験の対策は過去問に絞りました。午後試験は、基本情報の試験と違って記述式になるため、専用のテキストを購入して対策しました。

平日は短い時間でも分割してできる午前試験の勉強、休日にはある程度のまとまった時間を要する午後試験の勉強という配分で過ごしました。

勉強時間

勉強を始めたのは、1月頃から。ただし、1月末にはTOEICがあり、その勉強もしていました。なので本腰を入れたのは、2月〜4月の試験までの2.5ヶ月といったところでしょうか。

平日は、仕事から帰ってきて30分程度、休日は平均して4時間くらい。ざっくりとした計算ですが、一ヶ月を30日、休日を8日とすると、、、

  • 平日の勉強時間:0.5時間×22日=11時間 11時間×2.5ヶ月=27.5時間
  • 休日の勉強時間:4時間×8日=32時間 32時間×2.5ヶ月=80時間
  • 全体の勉強時間:27.5時間+80時間=107.5時間

1月にも少し勉強してたし、調子が良くて長くやってしまった時もあるので、実際には130時間程度かと思います。

午前試験の勉強

午前試験の勉強は過去問をひたすら解くというものです。問題集を一冊用意しました。

このシリーズの春時点で最新のものを購入しました。午前試験と午後試験がそれぞれ解説付きで載っています。直近4回分くらいの過去問が載っているので、応用情報を初めて受験する人はまず腕だめしに受けてみるといいと思います。

私も勉強を始めた当初に自分の実力を測ろうと解きましたが、不合格の点数を叩き出してました。そこから勉強して無事に合格できたので、最初にできなくても落ち込む必要は無いと思います。

ただ、午前試験は人によっては参考書や問題集の購入は必要ないと思います。過去問はIPAの公式にあるし、過去問の解説サイトもあるので、それでも問題無いと思います。

私は紙に書く勉強の方が向いているので、問題集を購入しました。大切なのは早い段階で自分の勉強の仕方を見つけてそれを継続することだと思います。

今回の試験ではこんな感じに午前試験の学習を進めました。

  • 上記の問題集に加えて、IPAの公式から過去問をダウンロードして印刷
  • 過去問を解いて間違えたところを解説サイトで復習の繰り返し

過去問は1週間に1回分くらいのペースで解きました。休日は午後試験の勉強をしていたため、正確には5日に1回分くらいのペースになります。

実際の試験では、午前試験は時間が2時間半与えられています。しかし、普段の勉強で2時間半の過去問解く集中を保てるわけがない。ましてや、社会人ともなると仕事終わりや仕事前に勉強するため2時間半自体が確保できない。そこで分割して解くようにしました。

午前試験は80問なので平日は「毎日10〜20問程度を解く→解説で復習する」を繰り返しました。最初のうちは不合格点の時もありましたが、繰り返してくうちに問題と顔見知りになってきます。

顔見知りになってくると解くスピードも速くなるので、20問解いて解説を読むまでを30分程度で済ますことができるようになりました。残業で遅くなっても日々の負担が小さいため継続することができました。

また私が紙で解いた理由の一つとして、成長が実感できるということがあります。勉強していく中で大切なのはモチベーション維持ですが、過去問をしっかりと採点しておくことで、後になって確実に点数が上がっているのが目に見えます。これはそのまま自信になります。

ある程度やってくると午前試験の合格圏内の実力が付いたことを過去問の答案用紙が示してくれるので、午前試験の勉強を減らして、その分を午後試験の勉強に費やすことができます。

こんな感じで日付と何問やったかを記録しました。最初は1日に10問程度しか解いてませんでしたが、後半は1日に20〜30問を解くことができました。

解答用紙はこちらのサイトからダウンロードさせていただきました。→ 応用情報技術者試験ドットコム

午後試験の勉強

午後試験は、基本情報の試験とは違って、文章の記述があります。私にとっては初めてであったため午後試験用の参考書を購入しました。

ちなみに、午前試験の対策で購入した問題集にも午後試験の過去問は載っていますが、そちらで午後試験の勉強は一切していません。午後試験は過去問よりも考え方や解答のコツが必要であるため専用の参考書となるこちらで勉強しました。

午後試験の勉強の入り口は、まずどの分野を解くかを決めることにあります。自分の仕事と通ずる分野があるのであれば当然それは選ぶことになるだろうし、得意分野がない場合でもどれなら点が取れそうかの目星を付けて勉強すると良いです。

私は、まず参考書の演習問題を全分野1問ずつ解いて、「これはいけるな」「これは無理」といった最初のふるいをかけました。その中で選んだ分野の2問目を解いて、3問目を解いて、、、このあたりで1軍と2軍が見えて来ました。

1軍は必須であるセキュリティを含めて本番でまず解答を試みる5分野2軍は1軍が難しいと感じた場合に代わりに解く分野です。こちらは3分野程度用意しておくと良いと思います。

そこで1軍を優先的に勉強して、2軍を補助的に勉強するようにしました。1軍の演習問題を2問解いたら、2軍の演習問題を1問解くように時間を使いました。

1軍と2軍が決まって参考書の演習が解き終えたら、過去問で同じ分野の問題を解きます。それでまた解説を読んで、また別の問題を解いていく、この繰り返しをしていくことで自分の選んだ分野で様々なバリエーションの問題に対応できるようになりました。

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受けてみてどうだった?

無事に合格できたから良かったものの試験直後の手応えは微妙なところでした。午前試験の解答は数日以内に正式発表されるので自己採点で合格したと思える確認ができましたが、午後試験については解答が出るまで時間がかかるため悶々とする日々が続きました。

とはいえ、試験を終えた後はどうしようもないので、結局は試験当日までをどう過ごすかを考えることが大切なのだと感じました。今回の試験を振り返って必要だと感じたのは、午前試験は「最新動向のチェック」と午後試験は「全体を一度眺めること」でした。

午前試験は、過去問をやることでそれなりに自信を付けていましたが、1問目からディープラーニング、最終問題は仮想通貨、と最新技術についての問題が出題されました。当然、大半は過去問やこれまでの傾向に倣って出題されますが、ITに関する試験ということでトレンドを取り入れてくることもあります。見慣れぬ問題に動揺してペースを崩してしまうことがあるため、午前試験の対策で余裕があれば最新動向を抑えておくと良いと思います。

午後試験では、上に書いたように1軍を中心に問題を選択しましたが、全ての問題を眺める前に問題を解き始めてしまいました。時間がかかるけど得点がとりやすいと想定してプログラミングを選択したのですが、これに思った以上に時間を使ってしまいました。ちゃんと他の問題を見ていればもっと簡単と思える問題がありましたので、そっちを選択すれば良かったなと思います。午後試験は時間との勝負であるため、焦りや戸惑いがさらなる焦りを生んでしまいます。これから受ける人には注意していただきたいと思います。

そんな経緯もあって試験後は自信を持って、「合格した!」とは言えない日々を過ごしていました。ですが、無事に合格することができたので、自分の勉強の仕方が間違っていなかったことに自信が持てました。資格にも価値がありますが、その過程で学んだ知識や学び方自体が今後の糧になると感じます。

今後の目標は?

応用情報に合格したら、次は高度情報ということで秋にはシステムアーキテクト試験を受けようと思います。午前の一部が免除になるうちに高度情報を取っておきたい。まだ勉強を始めていないので、どの程度合格の可能性があるのかはわかりませんが、それはこれからの過ごし方次第かと思いますので、これから試験を受ける皆さんは一緒に頑張りましょう!

それでは、また

 

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